
手汗がすごくて、すぐ滑ってくるんです。
みんなが止めてるスローパーやカチを私もとめたい!
こんな私に、おすすめのチョークや使い方ってありますか?
こんにちはー!Jizo(じぞー)です!
おなじ汁手クライマーとして、この悩みには真摯に向き合いたい。
元がとれた♪と思ってもらえる、おすすめチョークの紹介です!
まず結論です!
- おすすめの粉チョークは『GRASP クライミングチョーク ハイグリップ ウェットコンディション NET400g』
- チョークの持続力を上げるには『Secret Stuff Chalk Cream』
- チョークの使い方は『下地からの2度づけ』
では説明してゆきます!
おすすめ粉チョーク2つ
私がオススメするチョークです!
第1位:GRASP ウェットコンディション
オススメ度★★★★★
- 汁手によくなじむ
- 岩質を問わずにフリクションを発揮する
- ウェットコンディション用でターゲットが絞られている
- 小山田大さんプロデュースの日本製
※注意1700円くらいが定価
・成分 炭酸マグネシウム、卵殻、その他
GRASP HP
・特徴 夏場など手が汗ばんでいる状態、又はホールドや岩が湿っている時に。卵殻の粉体分散効果と多孔質構造が手汗や湿気の吸収を促進します。
◆使用したルート
・チャート(低脂肪13a、ピンチオーバーハング2段)
・花崗岩(カブトムシ12a、NDD12c)
・凝灰岩(スパイダーマン12a、おててつないで12c)
・ジムホールド
など岩質を問わず活躍してくれています。
最初の印象はサラサラとした粒子の細かさ。ふんわりと手に載るので、両手を擦り合わせてしっかり擦り込んでください。
ホールドに触れた時に感じることは、いい意味での存在感のなさでした。手汗を抑えた上で、ホールドと手の接触を邪魔しないいいチョークです。
今まで使っていたBDのチョークはホールドとの間での存在感が強く、「キュッ」と止まるような印象でした。こういったタイプのチョークはある程度の量が常にないと、フリクションの低下が激しく感じてしまいます。
使っているうちにわかってきたことはGRASPウエットコンディションはホールドとの相性も良く、持続性も良いということ!
汁手クライマーは、ぜひGRASPのウェットコンディションを試してほしいです。
あのホールドをバシッと止められるようになりましょう!
※お試し用に200gのパックもあり
第2位:USAMIX The Chalk
オススメ度★★★★
- 汁手にも十分対応する
- 安心のメイドインジャパン
- 注ぎ口からこぼれにくい
- コスパが良すぎる(500gで1100円)


初心者(〜4級)で汁手だな、とおもっているのであれば一番オススメです。
カモシカの店舗やジムでは見かけますが、ネットショッピングではカモシカオンラインだけが取り扱ってました。
メーカーのHPがあっさりしすぎてて、良さがぜんぜん伝わりません笑
代わりに紹介しておきました!
安く全国に届けるために、Amazonか楽天での取り扱いをしてほしいですね。
おすすめの液体チョーク(粉チョークをつける前に使う)
結論としては、汁手クライマーには
FrictionLabs 『Secret Stuff Chalk Cream』
※アルコールが入っているやつ!
がおすすめです。
湿気高めのコンディション用に開発されており「汁手クライマーのための」液体チョークと言える商品です。
他にも2つの液体チョークを試してみました。
- FrictionLabs 『Secret Stuff Chalk Cream “Alcohol Free”』
- PD9クライミング 液体チョーク
この2つの液体チョークは、手をしっとりさせてくる感触でした。
これでは私たちには使えませんね。
とここで注意ですがおすすめした『Secret Stuff Chalk Cream』はなかなか手に入りません…。
Amazonや楽天でもしばらくすると在庫が切れます。
アマゾンや楽天で在庫を確認したら予備も含めて早めにゲットするのが吉です。
おすすめの使い方
- エタノールで手のヨゴレや汗をおとす
- 液体チョークをつける
- 粉チョークは2度づけ
ボルダーでも、長ものだったり、サーキットには効果的です!
エタノールで手のヨゴレや汗をおとす
手のヨゴレなど、「落とせる」ものはまずおとしておきましょう。
理由はホールドを持ったときのフリクションで、表面の落ちやすいヨゴレと一緒にチョークも落ちてしまいます。
エタノールをつけて手をこすり合わせることで、汚れを落とすことができます。
一緒に汗も落とせるので、汁手クライマーにはエタノールが必須です。
液体チョークをつける
液体チョークは指紋のこまかい隙間にまで入りこめます。
女性の化粧品でいう「のりがいい」「なじみがいい」といった状態です。
粉チョークの下地として利用すると
・粉チョークが落ちにくくなる
・粉が落ちたあとにも、液体チョークが機能する
こうしてフリクションの持続力があがります。
粉チョークは2度づけ
- 液体チョークをつける
- 粉チョークをつける
- 手を擦り合わせて乗ってない粉チョークを落とす
- さらに粉チョークをつける
- 軽く手を擦り合わせる
これによって液体チョークと粉チョークの2重のチョーク層ができて、フリクションの持続力がふえます。
これで夏場でもチョークの消失がかなり軽減されました。
コスパ比較
コスパも大事なので比較してみました!
順位 | 商品名 | 金額 (2021.09) | 容量 | 1g金額 |
---|---|---|---|---|
1 | GRASP ウェットコンディション | 1650円 | 400g | 4.1円 |
2 | USAMIX The Chalk | 1100円 | 500g | 2.2円 |
3 | BLACK DIAMOND ホワイトゴールド | 1400円 | 200g | 7.0円 |
4 | GRASP レギュラータイプ | 1210円 | 400g | 3.3円 |
– | 東京粉末/ピュアブラック | 1940円 | 330g | 5.8円 |
GRASPは日本製だけあって、価格がやさしめです。
USAMIXは、コスパのよさがが際立つ!
使ったことがないので紹介は控えますが、東京粉末は高級チョークですねw
汁手とは
出会い
クライミングを始めたばかりの私は、「汁手」を知りませんでした。
手汗がおおい体質だ、ということも気づいてなかったかも。
あれ?小学校の作文ではいつも紙がぐちゃぐちゃだったような…。(汗
ジムでスローパーを叩くようになった頃に、「スローパーって汗で滑るんだな」と気づきました。
チョークをわっさりつけても、モジモジしてるとどんどん滑ってくる。
「あれ?あの人たちの後は、スローパーに手跡がないな…。」
はっ Σ(-᷅_-᷄๑) まさかオレの手だけなの?!
これが汁手との出会いでした。
この日から、自分が登ったあとのホールドは必死にブラッシングをしています。
私の後に登る人が「今日はぬめるなあ」といった日には、心の中で謝っています。。
岩が吸いつく

ある秋の日のこと、小川山のマラ岩でレギュラー(10c)をアップで登ることにしました。
登りだして数手で、、「す、吸いつく!岩が指に吸いついてくる!!」のです。
これがフリクション…。
これがみんなの普通…。
なんてことだ!と感激しましたが、途中で落ちましたw
クライミングではフリクションってとても大切なんだな、ということに気づきました。
あの感動をもういちど!
今も最高のチョークを探しています🔥
意味のなかった対策
つぼを押す

全く効果ありませんでした!!
まあわかってたけどね。
まとめ
汁手クライマーへオススメのチョークと、使い方を紹介しました。
おすすめは以下の通りです!
- エタノールで汚れを落とす
- 液体チョークの『Secret Stuff Chalk Cream』を下地にする
- 粉チョークの「GRASP クライミングチョーク ハイグリップ ウェットコンディション NET400g」を2度づけする
みなさんのお役に立てたら嬉しいです!
あのホールド止めてやりましょう!
ではまた!
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