
腕力で登ってしまうので、強傾斜の壁では足が切れます。
指にばかり負担がかかり、いつも指が痛みます。
腕の力を抑えて、指の負担を減らす登りに変えたいです!!
こんなお悩みをお持ちの方に、おすすめなのはコアトレーニングです♪
- 器具はいらない
- 6分でできる
- プロクライマーがやっている(女性)
- コアに効く
トレーニングを紹介します!
コアが効果的に使えるようになると、強傾斜でも足が残り、疲れにくい登り方になります!
ではいってみましょう〜
クライミングに効く6分のコアトレーニング

6分間のトレーニングは、6種目を1分づつ連続して行います!
種目間の休憩はありません!
6種目はこちらです(下に写真あり)。
- 膝を90度に浮かせて腹筋
- 片膝を90度に浮かせてツイスト腹筋
- 両足を天井に向けてもちあげる
- 足の裏をくっつけて腰をもちあげる
- 足の裏をくっつけて腹筋
- V字型に腹筋

初めての方へ。続けてやるのはかなりキツイです!
6分連続というルールだけ守り、やれる範囲でやってみましょう!
6分後には、Go To Heaven⬆️
それぞれの姿勢を、画像で説明します!
1.膝を90度に浮かせて腹筋


膝を曲げて浮かせ、肩甲骨が浮く程度まで上体を起こします(腹筋する)。
これを1分間くり返します。
2.片膝を90度に浮かせてツイスト腹筋


1の姿勢から片足を伸ばした状態で行います。
曲げている膝に向かって、逆側の肘を寄せていきます。
※肩甲骨が浮く程度に上体を起こす
元の姿勢に戻り、繰り返します。
片側を30秒連続で行います。終わったら反対側も30秒です。
伸ばしている側の足も、できれば宙に浮かせてください。
3.両足を天井に向けてもちあげる


上体は動かさずに、足を持ち上げます。
※足はあがる範囲で構いません
ハムストリングが硬い人は私のように膝が曲がったり、踵が天井を向かないですが、気にする必要はありません。
足を下ろすときは地面まで降ろさず、地面の直前で止めてください。
これを1分繰り返します。
4.足の裏をくっつけて腰をもちあげる


足裏をくっつけて膝を開き、腰を上に向かって持ち上げます。
これを繰り返してください。
トレーニングの中では休憩ポイントになります。
5.足の裏をくっつけて腹筋


4.のスタート姿勢から上体を起こします。
こちらも休憩ポイントです。(他がキツいから
6.V字型に腹筋


手と足を伸ばした状態で、少し浮かせておきます。
次に、写真の二枚目のようにV字型に腹筋をします。
元の姿勢に戻り、V字腹筋を繰り返します。
これで6種類が終わりです!
連続で6分間トライしてみてください!
そして感想ください笑
クライミングへの効果

腕力に頼らず登れる
コアが安定すると、登っている時に体がブレにくくなります。
体がブレる(揺れる)と、腕には余計な力が入ります。
例えば鉄棒にぶら下がった状態で、ピタッと静止している時と、前後左右に揺れている時を想像してみてください。
ピタッと静止している時の方が、腕に余計な力は入っていませんよね。
前後左右に揺れると、振り落とされないように腕には力が入ってしまいます。
クライミングでは、指先でホールドを捉えているので、小さなブレを止めるのにも大きな力が必要なのです。
なので、コアが安定すると、腕の力をセーブして登ることができるようになります。
脂肪を減らしてダイエットになる
私は痩せ型なのですがお腹周りはしっかり掴み所があります。
コアトレーニングは胴体の特に腹筋周りに効くトレーニングなので、お腹の掴み所たちと決別できるのではないかと期待しています。
このきついトレーニングを続けられたら筋肉がついて基礎代謝が上がり、ダイエットに効果的なのは間違い無いでしょう。
指の負担を減らせる
腕の力をセーブして登ことができるということはイコール、指への負担も減ります。
カチホールドをつかんだ状態で体を揺すられたら、指は握り込んでしまいますよね。
つまり力が入って、指への負担も自然と大きくなります。
そんなに揺れるの?!と思うかもしれませんが、
クライミングではホールドが極小なので、小さな揺れでも指への負担はとっても大きくなります。
トレーニングの元ネタ
実はこのトレーニングは、コロナの自粛期間に、
アメリカの女性プロクライマー“S A S H A D I G I U L I A N”
がInstagramで紹介していたものです。
“12 Mins in Heaven“がお茶目だけど、やるとマジHeavenです😇
6分×2セットでこのトレーニングの完成形です。
私は初めての時に1分半で息ができなくなりました笑
まとめ
クライミングに効く6分のコアトレーニングを紹介しました!
- 膝を90度に浮かせて腹筋
- 片膝を90度に浮かせてツイスト腹筋
- 両足を天井に向けてもちあげる
- 足の裏をくっつけて腰をもちあげる
- 足の裏をくっつけて腹筋
- V字型に腹筋
コアを鍛えて足が切れない、腕に力が入っていない、指への負担が少ないクライミングができるようになりましょう。
参考になれば嬉しいです!
ではまた!
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