
仮想通貨に興味があります。
でも手数料がよくわかってなくて、損するのが怖い。。
手数料で損をしないためのコツを教えてほしいです!
とお考えではないでしょうか?
答えは
販売所ではなく、取引所で売買する
ことです。
- 販売所と取引所では手数料が295倍も違う。なので、取引所で売買しましょう
- 販売所と取引所の違い。販売所は仲介者がいるので手数料が高い
- 仮想通貨で損しないための他のコツ
- 手数料の安い取引所はここだ!損して気づいた私のおすすめ

私は初心者の頃に約3万円を損した経験があります。
でも同じ失敗を初心者にしてほしくないので、この記事を書きました。
では解説していきます。
販売所ではなく、取引所で売買しよう

仮想通貨で損しないためのコツは、販売所ではなく取引所で売買すること。
なぜか?
理由は、販売所は手数料が最大295倍も高いからです。
販売所は手数料が295倍も高い
まず、販売所と取引所の手数料を比較してみましょう。
以下の表に、業者ごとの販売所と取引所の手数料をまとめました。
暗号資産 交換業者 | 販売所 手数料 | 取引所 手数料 | 手数料の差 |
---|---|---|---|
コインチェック![]() | 2.9% * 範囲:0.1~5% | 0% | ∞ 倍 |
ビットポイント![]() | 2.8% * 範囲:非公開 | 0% | ∞ 倍 |
FTX Japan![]() | 5.9% * 範囲:非公開 | 0.02% | 295倍 |
ビットフライヤー![]() | 2.9% * 範囲:非公開 | 0.15% | 19倍 |
販売所と取引所の手数料の差は19倍、295倍、無限倍・・・と歴然です。
次に、手数料が高いと”どのように損するのか”を説明します。
手数料が高いとどのように損するのか
手数料が高いと
高く買い、安く売らされるので損をします。
ビットコイン(BTC)の取引画面を使って解説しましょう。

図の現在の価格は、市場で売買されている価格
上の買うの価格は、販売所で購入するときの価格
下の売るの価格は、販売所で売却するときの価格
つまり
市場:1BTCは511万円で売買できる
販売所で購入:1BTCは526万で買える(3%高い)
販売所で売却:1BTCは495万で売れる(3%安い)

どういうことかわかりません。。。
という方のために例を加えます。
例えば、あなたが1万円でビットコインを購入したとしましょう。
その時に受け取れるビットコインは、9,700円分(1万円の3%引き)です。
すぐにビットコインを売ると、手元に戻るお金は9,400円(9,700円の3%引き)です。
あらビックリ、一瞬で600円(資金の6%)を失いました。
手数料3%の販売所を使うと、
購入した瞬間に3%の含み損を抱えて、
売却するときにさらに3%安く売らされる。
ということで、
手数料が高いと高く買い、安く売らされるので損をします。
販売所と取引所の違い
次に、販売所の手数料が高い理由と、取引所の手数料が安い理由を説明します。
販売所は仲介者がいるので手数料が高い
結論
販売所は、コインチェックなどの取扱い業者があなたの代理で仮想通貨を購入するので手数料が高い。
取引所は、あなたが市場で仮想通貨を購入するので手数料が安い。
仮想通貨の販売所とは
販売所では、あなたが仮想通貨を取引する相手はコインチェックなどの取扱い業者です。
下の絵で解説します。

仮想通貨を取扱い業者から購入するとき、取扱い業者が仲介して手数料を取ります。
仲介の手数料は高めに設定されていることがほとんど。
なので、投資した金額から高額な手数料が引かれて仮想通貨を市場で購入し、あなたの手元にわたります。
仮想通貨の取引所とは
取引所では、あなたが仮想通貨を取引する相手は市場の売り手です。
こちらも絵で解説します。

仮想通貨を市場の売り手から購入するとき、取扱い業者は仲介しません。
そのかわり、市場への参加費のような小額の手数料を支払います。
なので、投資した金額から小額の手数料が引かれて仮想通貨を市場で購入し、あなたの手元にわたります。
- 販売所は、コインチェックなどの取扱い業者があなたの代理で仮想通貨を購入するので手数料が高い。
- 取引所は、あなたが市場で仮想通貨を購入するので手数料が安い。
取引所は誰でも簡単に利用できる

取引所(市場)で仮想通貨を購入するのって難しそう。。。
と思いましたよね?
取引所は、誰でも簡単に利用できます。
- 特別な口座の開設は不要
- 販売所と同じで簡単に購入できる
特別な口座の開設は不要
取引所を利用するのに特別な口座の開設は不要です。
ビットフライヤー、ビットポイント、FTX Jananなどの口座を持っていれば、取引所を利用することができます。
ポイントは、取引所と販売所は入り口が違うこと。
各社の取引所への入り口を図で示します。




販売所と同じで簡単に購入できる
取引所で仮想通貨を購入するのはとても簡単です。
例えば、bitFlyerの取引所で仮想通貨を購入する方法を簡単に解説します。

価格:仮想通貨を購入したい価格
予想価格:あなたが支払う金額
数量と価格を入力して「買い」をクリックする。
これで購入できます。
- 特別な口座の開設は不要
- 販売所と同じで簡単に購入できる
仮想通貨で損しないためのコツ


取引所を使えばいい理由がわかった!!
という方に、仮想通貨で損しないためのコツを2つ。
よくあるミス3選を知る
仮想通貨で資産を失う3大ミスがあります。
- 送金先のアドレスは手入力せず、テスト送金の習慣を持つ
- ギブアウェイに参加するときは、Twitterなどのコミュニティに相談する
- 販売所での購入は避けて、取引所を利用する(✓この記事で解説しました)
特に1、2は資産がゼロになるリスクがあります。気になったら以下の記事を読んでください。
手数料が安い取引所を選ぶ
手数料が安い取引所を選びましょう。
今回は販売所と取引所の売買手数料だけを解説しました。
しかし他にも、銀行への出金、仮想通貨の送金などの手数料があります。

出金や送金も手数料が安い取引所を探さないといけないの?

いえ、私が徹底比較して探しておきました。
自分のためでしたが、今回は特別に公開します!
おすすめの取引所3選

手数料が安い取引所3選を紹介します。
私のように手数料で何万円も損せず、資産を増やしてください。
1位:BITPOINT
手数料の安い取引所
総合1位はBITPOINTです。
- 取引所の売買手数料が無料
- 日本円の出金手数料が無料
- 暗号資産の送金手数料が無料
BITPOINTは、SBIホールディングス株式会社(東証プライム市場上場)のグループ会社で、業界屈指の低手数料です。※最安という表現は禁止されているので使用していませんが…
仮想通貨の取引所は、7つ利用しました。
手数料の総合ランキングではBITPOINTがもっともおすすめです。ホントに手数料に泣かされることが多くて、こういう取引所を待っていました。
売買手数料、出金手数料、送金手数料が無料なのは本当に利用者にやさしい。
・イーサリアムでNFTを購入したい方
・仮想通貨の取引を始めてみたい方
におすすめです。
会社名 | 株式会社ビットポイントジャパン |
---|---|
取り扱い通貨数 | 9銘柄(取引所) 13銘柄(販売所) |
取引所手数料 | 無料 |
販売所手数料 | 無料 *別途スプレッドあり |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
2位:FTX Japan

手数料の安い取引所
総合2位はFTX Japanです。
- 取引所の売買手数料が0.02%で格安
- 日本円の出金手数料が無料
- 暗号資産の送金手数料が無料
FTX Japanは、世界第2位の取引量の世界的に有名な企業で、業界最大手です。
しかも日本の取引所で唯一、Solanaの取扱いがあります。
SolanaはNFTの取引に活発に利用され、これからNFTを購入したい方は必ず知っておきたい銘柄の1つ。
FTX Japanを使った感想は、
・日本円の入出金の反映が早い
・問い合わせのレスポンスが早い
・注目しているトークンが取り扱われている
というところが、手数料には表れないが
ベストな取引所の一つだと評価しているポイントです。
会社名 | FTX Japan株式会社 |
---|---|
取り扱い通貨数 | 12銘柄(取引所) 12銘柄(販売所) |
取引所手数料 | Maker:0.02% Taker:0.07% |
販売所手数料 | 無料 *別途スプレッドあり |
仮想通貨の送金手数料 | 以下を除いて無料 ETH、ERC20トークン、少額BTC |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
3位:bitbank

手数料の安い取引所
総合3位はbitbankです。
- 取引所の売買手数料が-0.02%でお金が返ってくる
bitbankの特徴は何といっても、マイナス手数料です。
取引所でMaker取引をするごとに、取引料の0.02%が利用者に支払われます。
取引をするほどおトク、というわけです。
他にも、スマホにも対応した洗練された取引インターフェースと、60種のテクニカル分析を利用できるリアルタイムチャートで、多様な相場局面にあわせた戦略的なトレードが可能です。
会社名 | ビットバンク株式会社 |
---|---|
取り扱い通貨数 | 16銘柄(取引所) 16銘柄(販売所) |
取引所手数料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
販売所手数料 | 無料 *別途スプレッドあり |
仮想通貨の送金手数料 | BTC:0.0006 ETH:0.005 XRP:0.15 など |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 770円 |
仮想通貨の手数料比較はこちらの記事に詳細があります。
販売所の手数料ゼロ、はウソ

”販売所の手数料0円”
”売買の手数料はかかりません”
”販売所手数料 無料”
ほぼ全ての暗号資産取扱い業者が、手数料0円をうたっています。
あれはウソといっても差し支えないでしょう。
手数料ゼロ、はウソ。正体はスプレッド
手数料ゼロはウソで、スプレッドという実質の手数料が抜かれています。

スプレッドって??
スプレッド、、、なじみがない言葉ですよね。
スプレッドとは、買いと売りの価格差のこと。
取扱い業者が損をしないための仕組みです。
簡単に解説します。
スプレッドは買いと売りの価格差

買いと売りの価格差のことを“スプレッド“といいます。
スプレッドは取扱い業者が損をしないための仕組み
スプレッドが存在する意味は、
取扱業者が損をしないための仕組み、です。
詳しく説明しますが、読み飛ばしてもOK。
仮想通貨は価格変動が大きいです。
なので、利用者が注文した時間と、取扱い業者(コインチェックなど)が代理購入する時間には、わずかですが時間の差が生まれます。
この時間差の間に価格が変動すると、
1万円で0.01コインの注文を受領したのに、
0.01コインの購入に1.1万円かかった
となる場合があります。
受けた注文は取り消せないので、
取扱い業者は千円を自腹して、
利用者に0.01コインを渡すことになります。
こうなると取扱い業者は損になりますよね。
なので、今の価格と購入者の注文を受ける価格に
最初から差を生んでおくのです。
これがスプレッドです。
スプレッドで得た差分は
取扱い業者の利益になります。
表向きは手数料ゼロといい、
裏では“スプレッド”という名前の手数料をとっています。
今、ビットコインやイーサリアムの価格が一瞬で3%も動くことはありません。
まとめ
手数料がよくわかってなくて損をするのが怖い…。
という方のために、販売所と取扱所の違いを解説しました。
- 販売所と取引所では手数料が295倍も違う。なので、取引所で売買しましょう
- 販売所と取引所の違い。販売所は仲介者がいるので手数料が高い
- 仮想通貨で損しないための他のコツ
- 手数料の安い取引所はここだ!損して気づいた私のおすすめ
手数料の安い取引所を選んで、資産形成を加速してください。ではまた!
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