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株式投資家こそ、仮想通貨の積立を始めたほうがいい理由

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サラリーマンを40年続けたくないので、株式の積立投資をはじめました。
でも、早期リタイアするためには、あと20年間は積み立て投資をやめられません。
資産をスピードアップして増やす方法はないかな・・・。

と感じたことはないでしょうか?

結論:株式投資家(積立投資)にこそ、仮想通貨の積立投資がおすすめです

株式での経験があれば、仮想通貨の積立投資のメリットとデメリットを正しく理解できます。
さらに、株式よりも資産をスピードアップして増やせる可能性があるからです。

では詳しく解説します。

目次を活用してください👇

株式の経験者こそ仮想通貨の積立投資をすべき

まず株式投資の経験者にこそおすすめする理由は、正しい知識で投資ができるから、です。

株式投資をしたことがあれば、こんな経験がありますよね。

株式投資家がもっている経験
  1. 積立投資はリスク分散になると知っている
  2. 投資による損失の経験がある
  3. 投資に回す資産の割合を考えたことがある
  4. 手数料は低く抑えるべきと知っている

このような❝投資家だけが持っている経験❞があれば、これから説明する仮想通貨の積立のメリットやデメリットを正しく理解できます。また、株式よりも資産をスピードアップして増やせるチャンスがあることも必ずわかります。

そもそも積立投資とは

そもそも積立投資とは?をおさらいします。

積立投資とは
引用元:SBI証券

積立投資とは一定の期間ごとに、一定の金額で1つの投資対象を買い付ける投資の手法です。メリットは後で説明します。

仮想通貨の積立はいくらからできる?

では仮想通貨の積立投資はいくらから始められるのか?

答えは1円から可能です。
仮想通貨の取扱業者ごとに、最低積立額を比較した表は以下のとおり。

取扱業者名最低
積立額
手数料
(スプレッド)
販売方式
bitFlyer1円(2.9%)販売所
FTX Japan300円0.07%取引所
コインチェック300円(2.9%)販売所
GMOコイン500円(4.9%)販売所
SBI VCトレード500円(不明)販売所

bitFlyerは1円から積立できます。

仮想通貨を積み立てるメリット

では、仮想通貨の積み立て投資にはどのようなメリットがあるのか。

①時間分散により高値掴みのリスクをさけられる

積立投資のメリット 時間分散
岡三証券HPより https://www.okasan.co.jp/service/navihybrid/okasan_column6.html

1つめのメリットは、時間分散により高値掴みのリスクをさけられる

投資商品を買った日以降に価格が下落すると、高値で購入したことになり、損失を抱えることに。

積立投資では高値掴みを回避するために、投資予算を分割し一定の期間ごとに、一定の金額を積み立てます。
価格が高い時には少なめに購入し、価格が安い時には多く購入することで、取得額の平均化ができるのです。

②少額から投資できる

2つめのメリットは、少額から投資できる。

投資商品は、1つの商品を買うのに高いと数万円が必要ですが、仮想通貨の積立投資は1円から始めることができます。
これなら、気軽に始めて続けることができますよね。

③自動で手間いらず

3つめのメリットは、自動で手間いらず
積立設定をしてしまえば、あとはほっとけばOK。

あなたの人生の時間も奪われませんし、積み立てを忘れる心配もありません
天引きされるので、貯蓄の習慣もできますね。

仮想通貨の積立シミュレーション

積立投資のメリットはわかった。
どれくらいスピードアップして資産を増やせるの?
株式投資よりもどれくらい有利なの?

答えは、5年の積立なら株式よりも3.5倍の利益3年の積立でも1.7倍の利益アップができていました。

ではシミュレーション結果を詳しく見てみましょう。

仮想通貨の積立シミュレーション

シミュレーション結果は過去の価格実績から算出したものです。
積立額:3万円/月
期間:5年、3年、1年
投資先:ビットコイン

5年:’17年9月~’22年8月

2017年9月から仮想通貨を5年間積み立てたシミュレーション結果です。

仮想通貨の積立投資のシミュレーション5年
https://coin.z.com/jp/corp/product/info/tsumitate/ にて計算

元本180万円に対して、評価額は450万円でした。
2020年10月あたりから大きな上昇がみられますね。

3年:’19年9月~’22年8月

2019年9月から仮想通貨を3年間積み立てたシミュレーション結果です。

仮想通貨の積立投資のシミュレーション3年

元本108万円に対して、評価額は165万円でした。
2021年4月あたりから大きな下落が3回ありました。それでも60万円近い利益はすごい。

1年:’21年9月~’22年8月

2021年9月から仮想通貨を1年間積み立てたシミュレーション結果です。

仮想通貨の積立投資のシミュレーション1年

元本36万円に対して、評価額は23万円でした。
2022年3月まではプラス収支でしたが、そこからは元本が毀損しています。

株式よりもリターンがいい可能性

では株式投資ならどんなリターンだったのか?を期間と積立額を同じにして、比較シミュレーションしました。

シミュレーション結果は過去の価格実績から算出したものです。
積立額:3万円/月
期間:5年、3年、1年
投資先:全米株
(morningstar US Large Cap)

ビットコインと全米株式の比較表がこちらです。

投資期間投資原本
(3万円/月)
BTC
(損益)
全米株式
(損益)
5年180万円450.9万円
(+370.9万)
276.2万円
(+96.2万)
3年108万円165.5万円
(+57.5万)
141.2万円
(+33.2万)
1年36万円23.6万円
(-12.4万)
35.4万円
(‐0.6万)
株式の積立投資のシミュレーション5年
株式投資5年の結果
株式の積立投資のシミュレーション3年
株式投資3年の結果
株式の積立投資のシミュレーション1年
株式投資1年の結果

5年の積立なら株式よりも3.5倍の利益3年の積立でも株式よりも1.7倍の利益
そして1年の積立では20倍のマイナス

長期投資になるほど、仮想通貨のほうが株式投資よりも大きなリターンを得られていました。
しかし値動きが大きい分、短期では株式投資よりも元本を大きく減らしています。

参考リンク:仮想通貨シミュレーション株式シミュレーション

仮想通貨を積み立てるデメリット

仮想通貨の積立にはデメリットもあるのでお伝えします。

大きな利益を狙うのは難しい

積立投資は長期でコツコツと商品を購入します。
安い時にだけ買い、高い時に売るというトレードではありません

なので、1年で資産を10倍や20倍にすることは難しいです。

しかし、10年単位では大きな利益になるかもしれませんね。

値動きが激しいので元本割れがある

仮想通貨は値動きの激しい投資先です。
価格が急落することもあり、その時には元本割れすることもあります。

なので、資産の全てを仮想通貨の投資にあてることはせず、最大でも資産の15%くらいの投資にしておくほうがよいでしょう。

分散投資 資産の配分 仮想通貨 株式 その他 現金
ポートフォリオの例

短期で稼ぐのは難しい

積立投資は、長期にコツコツと投資することで、高値掴みのリスクを下げることが長所です。
そのため、短期で稼ぐための投資方法ではありません

短期間で10倍、20倍の利益を求めると、プロトレーダーではない私の経験上は失敗することがほとんどです。

仮想通貨の積み立ては毎日がいい?毎月がいい?

仮想通貨の積立を始めるときに悩むのが購入頻度です。

結論:毎日、毎週、毎月でリターンはほぼ変わりません

積立投資のリターンは毎日、毎週、毎月のいずれであってもリターンの差は2%以内です(NIKKEI STYLE)。

おすすめは毎週か毎月です。
というよりも毎日はおすすめしません。購入しました、という通知が頻繁にきてうっとうしいので。

積み立てする仮想通貨の選び方

The仮想通貨を選びましょう。
チャートや自称投資家のおすすめで選ぶと死ねます、マジで。

積立に選ぶべき仮想通貨の特長
  1. 分散化されている=堅牢な帳簿
  2. 発行主体がいない=売り圧やBANがない
  3. 時価総額がでかい=分散化されやすい

条件を満たしているのは、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)です。
選ぶならこの2つで。

仮想通貨の積立におすすめの取引所

結論は、FTX Japan(のクオンツゾーン)です。
理由は手数料が安いから。

デメリットは設定が若干めんどう。
こちらの記事で設定方法を画像つきで解説しています。わからなくなったら聞いてください。

FTX Japanをおすすめする理由

FTX Japanのクオンツゾーンをおすすめする理由は、ずばり手数料が安いからです。

取扱い業者ごとの手数料を比べてみましょう。

取扱業者名最低
積立額
手数料
(スプレッド)
販売方式
bitFlyer1円(2.9%)販売所
FTX Japan300円0.07%取引所
コインチェック300円(2.9%)販売所
GMOコイン500円(4.9%)販売所
SBI VCトレード500円(不明)販売所

FTX Japanが0.07%それ以外は3%ほどです。
つまり、仮想通貨が3%値上がりした時にFTX Japanで積み立てていれば2.9%の利益、他の取引所では利益ゼロとなります。

日本の取扱い業者は、積立はダメダメなんですよね・・・。

仮想通貨の積み立ての始め方(おすすめ)

ここまでの情報をまとめて、おすすめする積立方法は次のとおり。
2年半の積立投資が自動でできます。

おすすめの積立手順
  1. FTX Japan口座を開設する
  2. FTX Japanに日本円15万円を入金
  3. 毎週2千円のビットコイン購入クオンツゾーンで設定

まとめ

今回は早期リタイアを目指して、株式よりも資産をスピードアップして増やせる可能性のある仮想通貨の積立投資を解説しました。

株式投資家が持っている経験を活かして、いまのうちから仮想通貨の積み立てを始めてみてはいかがでしょうか。

株式投資家がもっている経験
  1. 積立投資はリスク分散になると知っている
  2. 投資による損失の経験がある
  3. 投資に回す資産の割合を考えたことがある
  4. 手数料は低く抑えるべきと知っている
おすすめの積立手順
  1. FTX Japan口座を開設する
  2. FTX Japanに日本円15万円を入金
  3. 毎週千円のビットコイン購入クオンツゾーンで設定

参考になれば幸いです。ではまた。

仮想通貨の積み立てでよくある質問

仮想通貨の積み立て投資はどんな人におすすめ

大きな損失のリスクを少しでも減らしたい人におすすめです。

税金

利益に対して最大55%課税です。詳しくはコチラ

損をすることはあるか

あります。投資にはリターンと損失のリスクがあります。

いくらから始めればいいか

毎週千円くらいから始めてはいかがでしょうか。
15万円の元手で、2年半ほど積立投資ができます。

一括投資と積立投資の違い

一括投資は価格が高い時に買うと、損失が大きくなります。
積立投資は価格が高い時も低い時も買うので、損失リスクが減ります。

一方で
一括投資は価格が低い時に買うと、利益が大きくなります。
積立投資は高い時も低い時もゆっくり買うので、爆発的な利益は得にくいです。

投資は元本割れのリスクを伴います。必ず余剰資金で行いましょう。
iDeCoつみたてNISAフル活用したうえで、他の投資を行うのがおすすめです。

この記事を書いた人

めざせ45歳でセミリタイア
週5日、40時間の会社勤めを卒業したい30代の会社員。
インデックス積み立て投資よりも、少し加速して資産を増やす方法を実践中。
20代後半から投資を始め、株・FX・仮想通貨などに7桁の投資。
疑問やお問い合わせは、DMなどでお気軽に。
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